去る11月13日-16日に開催された2014年第61回マカオGP。

 

MacauGP マカオグランプリ (澳門格蘭披治大賽車) とはどんなカーレース?

 

毎年11月中旬の木曜から日曜まで開催される、一大イベント『マカオGP』 Macau Grand Prixは、マカオ半島のカジノホテル地区で繰り広げられる、市街地公道レースです。2014年、第61回マカオグランプリは、去る11月13日-16日に開催されました。
 
 

マカオグランプリ、その歴史は、草レースとして開催されていた1954年にさかのぼります。マカオGPは70年代に本格化し、そして遂には、カジノ王スタンレー・ホ―氏の働きもあって、1983年からフォーミュラ3(F3)が走ることに。
 
 

この第一回のF3マカオGPの優勝者は、あの伝説のアイルトン・セナであり、その素晴らしい果敢な走りっぷりは、F2を飛ばして即F1にという、「二階級特進」の昇格をもたらしました。 

F3マカオGPがF1への登竜門だと、1983年の初回から、アイルトン・セナは、F3マカオGPをしっかりと価値づけしてくれました。その功績が讃えられ、「マカオグランプリ博物館」ではセナのマシンが現在でも大切に展示されています。
 
 

1990年F3マカオGPには、ミカ・ハッキネンとミハエル・シューマッハが伝説的なバトルを展開し、シューマッハが優勝。翌年2人はF1デビューし、運命的なライバル関係で、ワールドチャンピオンをかけて争うことに。
 
また、90年代のF3マカオGPの表彰台には、サロ、アーバイン、クルサード、ラルフ・シューマッハ、トゥルーリ、ビルヌーブ、ヒルなど、後のF1ドライバーがたくさん登りました。
 
日本人としては、2001年に日本人初のイギリスF3チャンピオンを獲得した佐藤琢磨選手が、この年のF3マカオGPのチェッカーフラッグを受けています。翌2002年に琢磨選手はF1で走ります。
 
 

何事も伝説はセナから始まる。セナが最初に作ったF1への道は、後のF1ドライバー達にも強烈な影響を与え、F3マカオ・ギアサーキットという、世界でも屈指といわれる難関市街地公道レースで、リスボアコーナーやメルコヘアピンで多重クラッシュその他を恐れずに果敢に攻め、命を賭けて若手が激しく戦い、彼らはF1へのチャンスを掴んでいったのです。

 
 

マカオGPはモーターサイクル(スーパーバイク)もレースします。2005年からは世界ツーリングカー選手権WTCCの最終戦となりました。

年年、世界でマカオGPはその存在感を増し、外国からやってくる観客も増加しています。
 

今年のマカオGPの様子を、社会面・産業・経済でレポートしたニュースがありました。
 

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第61回マカオGP閉幕 観客動員数8万人 小売業への波及効果も
 
マカオ新聞
産業・経済11/17 07:26

 

『11月13日から4日間にわたって開催された、マカオにとって年に一度のモータースポーツの祭典「サンシティグループ第61回マカオグランプリ」が16日夕方、無事閉幕した。マカオグランプリ委員会によると、4日間の観客動員数は約8万人で、60周年の記念大会で2週6日間の変則日程となった昨年との比較はできないが、同日程で開催された一昨年と比較して11.1%増となっている。

 

16日午後3時半から行われたメインレース「サンシティグループF3マカオグランプリ」には日本人レーサー3名が出場。最高位は山下健太(トムス)の9位、高星明誠(B-MAXレーシング)は18位、金丸悠(カーリン)はスタート直後のクラッシュでリタイアとなった。優勝はスウェーデンのフェリックス・ロゼンクビスト(ミュッケ)、同レース31年ぶりの女性レーサーとして参戦したタチアナ・カルデロン(ミュッケ)は13位。

 

地元メディアの報道によると、マカオグランプリ開催期間中、中国本土とマカオを結ぶ主要出入境施設、關閘ボーダーゲートの混雑が目立ち、通関に要する時間はマカオ側だけで最大1時間以上になった模様。

また、關閘ボーダーゲートのタクシー乗り場、カジノ行きシャトルバス乗り場でも長蛇の行列が続いたという。

 

マカオ半島の観光名所、聖ポール天主堂前に近い土産物店では、客足は普段の週末の2、3割増で、1人で800パタカ(日本円換算:約1万2000円)以上購入する客も多かったとのこと。

市内中心部のアパレル店では、客層は地元マカオと中国本土が半々、ダウンジャケットとスニーカーの売れ行きが好調で、客単価は約2000パタカ(約2万9000円)だったという。
 

マカオタワー前の西灣湖広場で開催中のマカオフードフェスティバルについても、売上は昨年を上回っているという。小売関係者は、街全体がグランプリの華やかなムードに包まれたこともあってか、財布の紐が緩いようだと語る。
 
 

一方で、マカオグランプリは市街地レースとなることから、期間中は市内各所で交通規制が敷かれ、マカオの路線バスの半数以上で迂回運転やルートの短縮などが実施されるなど、市民生活には大きな支障も出た。

毎年の恒例行事で、マカオ市民は不便に慣れているともいえるが、人口増、観光客の増が続いている中、今年の混雑は特にひどかったとの声も聞かれた。』

 
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マカオGPの公式HPには、2014年第61回マカオGPの写真やビデオの映像があります。

 
澳門格蘭披治大賽車 公式HP Video Archive 2014 Formula3 Macau Grand Prix Photo Archive 2014 Formula3 Macau Grand Prix

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